古代探究の小旅行

 GWは、とりあえず1日だけは家族で出かけようと、早いうちから家族全員の日程を確保していました。というわけで4人で今回出かけたのは、奈良・飛鳥方面。
 まずは、明日香村の石舞台を目指します。近畿自動車道を南下する頃には、夏と同じくらいの日差しがガンガンに照りつけます。
 明日香はとても落ち着いた町でした。古典や歴史の教科書で耳にした地名があちこちに…。天香具山や畝傍山がすぐそばの生活圏の中にあるということに、当たり前ながら感激。(私だって、京都でフツーに名だたる観光地の横を通りながら仕事に向かっているんだけど…)

 石舞台のような場所では、やはり神聖な気持ちになります。当たり前ながら、昔の人々の知識と労力、ひたむきさに感動します。
 そのあと、飛鳥資料館へ行って歴史のおべんきょしたあと、箸墓古墳へ寄りたかったのだけど、標識が見つけられず(そもそも標識もなかった?)通り過ぎてしまい、そのまま石上神宮へ。見事な尾っぽを持つ鶏が境内に何羽も放し飼いされていたのは、どういういわれか、分からずじまい。
 その後、興福寺へ寄りたかったのですが、奈良公園近辺はものすごい人出で駐車することができず、そのまま唐招提寺へ。BSで改修工事の様子を見ていたので、よけいに親近感があります。ボランティアのおじさんに説明を受けながら、鑑真さんへ思いをはせました。

 残りの休日は、宿題に追われる者、友だちと「鍋パーティ」に興じる者、ひたすら大物洗濯に明け暮れる者、庭の手入れに専念する者…と、思い思いに過ごします。