オペラ「ラ・ボエーム」
初めてのびわ湖ホールです。今回は「前から6列目の中央」という夢のような席で、オペラグラスも必要がなく、息を吸う音も聞こえてきました。
オペラ3回目の初心者。回を重ねるごとに、見かた、楽しみかた、ツボのようなものも僅かずつですがわかってきて、その甘美な時間に身を浸すことができるようになってきました。
この右手一面に、琵琶湖が広がります。開演までの時間、湖畔を散策したり、気持ちを高めるためのしゃれたカフェもあります。
終演後、ホワイエに出ると十六夜の月が明るく輝き、その光が湖面をきらきらと照らし、秋の夜の風情を感じました。
オペラ、バレエ、歌舞伎、文楽、能、タカラヅカ…。この2年間、いろんな舞台を堪能してきました。自分の性に合うかどうかはもちろんですが、やはり会場のクオリティと利便性は、リピートしたいかどうかに大きな影響があります。
びわ湖ホールは、家から車で1時間、また自然環境に恵まれたホールなので、非常にリラックスできます。今後とも演目を要チェックです。
京都が近いせいか、他の会場より着物着用率が高かったのを感じました。