卒業式

 昨日までのみぞれがうそのように、気持ちよく晴れ渡った1日。卒業生たちの前途を祝福しているよう…。
 去年は震災の影響で名物のコスプレも自粛されましたが、今年は見事に復活。舞妓さんになりきった女子学生は、関西テレビに取材を受けていました。羽織&袴にかぶりもの、女装…みんなそれぞれ工夫を凝らしていましたが、みんな静粛。女子学生は、みんなきらびやかでしたが、逆に理学部総代の女子学生のシンプルなスーツ姿が印象的でした。
 総長のおことばは、近松門左衛門虚実皮膜論からの引用。とても身に染みるいいお話でした。こういうアカデミックな世界を4年間私自身も十分に楽しませていただきました。

 息子の友人たちは、理系文系問わずほとんどが院進学。社会に出るのは息子だけ、となると卒業式の重みが全く違います。友だちとの別れを名残惜しみたいだろうし、特に落ち合う約束もせず、私は一人で列席してきました。
 たまたま私の姿を見つけた息子と、写真に納まったのがいい記念になりました。


昨日は引っ越し荷物を家から出し、30日には本人も関東に向けて家を出ます。


このカテゴリーも今日でおしまい。
「男子大学生の母」も今日でおしまいです。