小学校の卒業式が近づいてきました。長男の卒業式に続いて2回目の出席です。
1学年あたり100名余の公立の小学校で、私立中学へ進学するのは10名前後の
典型的な地元志向の小学校です。

その卒業式。代々、ほぼ全員が中学の制服を着て、卒業式に出席するのです!
これってどう考えてもヘン!

まだ中学生でもないのに、なんで中学の制服を正式な場に着て出席するの?
小学校側からは、中学の制服を着なさいという指示は、一切ないのですが。

長男のときは、私たち両親のこの考えに賛同してくれて、ごく普通のチノパンに
紺のセーター、白シャツで出席しました。

長女は、友だちと同じように中学の制服を着て出席したい、と言っていましたが、
長男の卒業式のときから、私たち両親のこの方針を言い続けていたので、
やっと納得してくれました。

卒業式1回きりのために服を準備する、というのが「もったいない」という発想のようです。
普段の格好に卒業式らしいテイストを少し加えるだけで、十分だと思うのですが。

長女はチェックのスカートに、紺のセーター、白シャツにちょっと女の子らしく
味付けをしてリボンタイをつけて出席する予定です。

やはり、中学の制服は、中学の入学式当日に着てこそ、意味があると思うのです。
小さいこだわりではありますが、こういう方針を貫く姿勢を見せるのも
子供たちに対する教育であると思います。