この時期、京都の市内は全国各地からの修学旅行生、近郊からやってくる遠足の小学生であふれかえっています。
 マダムの時代の修学旅行といったら、貸し切りバスでバスガイドさんに連れられて、集団でゾロゾロ・・・。少し前はタクシーを借り切って運転手さんに連れられて移動、というパターンも多かったようですが、最近はグループ単位で移動というのが主流のようです。
そんな修学旅行生たちをウォッチング。

●ほとんどが5、6人の男女混合グループで移動。タイプの違う子同士のグループだったりすると、「このメンバーで楽しい時間が過ごせるのかしら?」と心配してあげたくなるときがあります。やはり、主導権を握っているのは、女の子のようです。

●その女の子たち、直径10センチくらいのデイズニーやセサミストリートのキャラクターのポシェットを首からかけている。初めは「幼稚園児じゃあるまいし」と思ったけどこれが今の流行なんですね。

●500円の「市バス一日乗り放題カード」を所有。運賃一律220円ですからかなりお得なカード。1回目だけ降車時に機械を通して、次回からは裏の日付を見せるだけでいいのに、それを知らない子たちが多いので、運転手さんはいつも説明におおわらわ。(関西のバスは、後ろ乗りです)

●やはりお土産は、永遠の定番「生八ツ橋」(聖、おたべ)。そして最近は、舞妓さんのイラストで有名な「よーじや」の油とり紙。かなりの比率でこの2種類のどちらかを持っています。

●修学旅行生は朝が早い。京都駅のバスターミナルは、8時頃から清水寺へ向かう集団であふれます。

 そんな小・中・高校生の修学旅行生たちと一緒のバスに乗って、仕事場へ移動しています。「みんないい思い出をいっぱい作って帰ってね。そして、大学も絶対京都の大学に来てね」と願いながら・・・。