息子の保護者会

 息子たちの高校は、中間テスト・期末テスト終了後に保護者会があり、必ず出席をして成績表をもらってこなくてはいけません。欠席しても「郵送」というわけにはならず、後日、先生から個別に手渡しされます。それも気が重いし・・・。というわけで、午後から出席して来ました。

 「はぁ〜〜・・・」出るのはため息ばかり。
 自分が高校生の時に親から言われたくなかったこと、うっとうしいと思った親の言い方を絶対にしないようにしようと、心に誓っているはずなのに、あのひどい成績を目の前に見せ付けられると、この決意もどこへやら・・・。本当に嫌な親だ・・・。

 高校1年生の頃の自分は、親が思っているほど子供ではなかったはず。結構それなりにしっかり考えていたし、勉強が思うように進んでいないことを誰よりもわかっていた。
 きっと息子も私が感じる以上のことをシビアに感じているんだろうけれど、ついつい余計なことを言って神経を逆なでしてしまうんですよね。

 この年齢の子供に、
 親はいったい何を言ってやれるのだろう。
 何を見せてやればいいのだろう。
 何を示してやればいいのだろう。

 脱いだ靴下は洗濯かごへ、とか、お弁当箱はすぐ出しなさい、とか
そんなお小言以外に何か心にスイッチの入るようなこと、言っているかな。
  
 行動範囲も、興味の範囲も、親の域をすっかり超えてしまっているこの年齢。
この時期の親の役割っていったい何なんだろうと、考えてしまいます。