世界柔道2005

 睡眠不足です。おまけに息子の学校が今日は休みと知らず、いつもどおり早朝から起床してしまったではないか。今日のヨガクラス、最後の瞑想タイムには、寝てしまうかもしれないな。

 野球、サッカー、プライドも、スポーツ中継というものにほとんど無縁な我が家。でも、どういうわけか柔道だけは、みんなで見てしまいます。
 やはり「いっぽん」が決まったときの爽快感、相手が背中から落ちるあの瞬間…。ほかのスポーツを見てても絶対に口にすることはない「よっしゃ!」「おっと、あぶない!」「痛〜〜!」などなど独り言をはきながら観戦しております。

 アテネオリンピックで金メダルだったのに敗退してしまった選手、途中でけがを負わされながら戦い抜いて金メダルをとった泉選手、いろんなドラマがありましたが、やはりいちばん感動したのは、2回戦で敗れたけど敗者復活戦で勝ち上がり、銅メダルを獲得した小野卓志選手。やっと出場できた世界大会、昨日優勝した鈴木選手と幼少のときから同じ道場で練習してきた、とかそんな背景を考えてしまうと「勝たせてあげたい」という気持ちが高まって、最後の「いっぽん」が決まったときは、はからずも涙が…。やぁ、本当によかった。

 息子よ、お願い!いくら体育の授業で柔道の技を習ったからって、世界柔道に感化されて、母を相手に「大ごし」の技をかけるのはやめてくれる?