ピアノスコア「スタジオジブリ作品集」

 13日(日)、娘のピアノの発表会が無事終わりました。
 半年以上もかけて一つの曲を完成させていったわけですから、本人はもちろん、ずっとその完成段階を聴き続けた家族も特別の感慨を持って最後の集大成を聴きました。
 兄からは、「えっ、明日が発表会?!おまえ、あれで出るつもりなん?」ととどめのきつ〜いひとことをもらい、ますます自信を失くしていました。

 スコアのとおりに弾いて、5分以上の曲を暗譜するだけでも十分大変ですが、難しいのはそれからでした。「花のワルツ」(チャイコフスキー)という華麗な曲ですから、どんな風に表情をつけるかこれが最大の課題。
 フィギュアスケートでもバレエでも、プロの技術だけを見せられてもそのうまさはなかなか認識できないものですが、発表会のようないろんなレベルの人の演奏を続けて聞くと、「表現力」とか技術以外のところもよくわかります。

 技術も表現力にもいっぱい不安な点があったけど、素人の私がアドバイスできるのは「ミスタッチがあっても、途中でとまってしまってもいいから、最後はこのワルツを楽し〜いと思って、心は華麗に踊りながら弾いて楽しんで来てね」

 幼稚園児や小学生低学年は、髪の毛もドレスも目いっぱいおしゃれして登場するので、とてもかわいい。大人の人はきらきらドレスでこれも華やか。小学校高学年から中学生は、どちらかといえば無頓着。娘もパンツ姿で出ると言い張っていましたが、やはりワルツだから…と言い聞かせてスカートに。

 やっと緊張感から解放された娘、次は気分転換にジブリの曲を弾きたいと言うので作品集を買ってきました(正式名称がわかりません)。ジャズアレンジやボサノバアレンジも多くあり、次のステップアップの前に少し横道へ。