フルハウス(NHK教育 火曜日19:00〜)

 バックに観客の笑い声が入る典型的なアメリカのテレビドラマです。
 サンフランシスコを舞台にして、姉妹3人とその父親、叔父さんとその友人の共同生活を描いています。「サザエさん」とはちがって、子供たちの成長に合わせて内容が進んでいくので、生まれたての赤ちゃんから大学入学の頃までのそれぞれ世代の生活環境が垣間見られてとても興味深いです。
 「お夕飯にはこんなものを食べているのね」とか「幼児虐待はこんな風にとらえられているのね」「アメリカの小学校ってこんなふうに授業をしてるんだ」と、単なる笑いだけではなく庶民レベルの文化の違いの発見があります。
 10数年前にも放映されていて、そのときもうちの子供たちと一緒に観ていました。でも、さすがに内容までは覚えていないらしく、年齢が近くなった今だからこそ理解できる内容を楽しんでします。「こういうギャグ、外人教師がよく言っている」とか「こういう感覚、日本人にはないよね」といったふうに。時々、音声を切り替えてみたり。

 18日の「エンタの神様」で友近さんが「アメリカのTVドラマに登場するティーンの女の子の部屋での様子」(正式なタイトルは忘れてしまいましたが)を演じていましたが、日頃この「フルハウス」を観ている我が家では、大うけ!ほんと友近さんの観察力、すごい。

 ちなみに、番組の中では赤ちゃんであるミシェルは、双子の姉妹で服や小物のオリジナルブランドを立ち上げて、メディアで時々その美しい姿を見せてくれています。