ドラマ「家族」

 久々に竹野内豊さんが出演するというとことで、はりきって観ました。
 前半45分くらい(これってほとんど?)、うんざり・・・。仕事が忙しくて子供のピアノの発表会に行ってくれないことや、仕事が忙しくて自分の話を聞いてくれないことや、何事も夫一人で決めてしまうことなどにうんざりした妻。幼なじみの友人は、キャリアを積み、仕事を途中でやめることになった自分の人生は何だったの?と自問し家出、離婚を切り出す。・・・もうこの使い古された手法のオンパレードは何?脚本は橋田寿賀子さんかいな?とHPを調べてしまったほど。
 竹野内クンは相変わらず素敵だったけど、昔の二枚目ぶりを引きずってしまっていてなんとなく中途半端に脱却できていない感じ。最後のほうには神田正輝さんに見えてきてしまった。

 1回観た限りでは、このストーリーって20年以上前のダステイン・ホフマンの映画「クレーマークレーマー」と同じなんですけど。
 渡哲也さんの演技も私には特別すごいとも思えないし(「駒をまわすぞ!」ってあんな口調で接しても幼稚園児、逃げるよ!)、使い古されたストーリーに終始しそうなら、来週観るかどうかわかりませ〜ん。