「号泣する準備はできていた」

号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた

 いずれも10分程度で読める短編12集。
残念ながら、私には全く響くものがありませんでした。
 会話に全くリアリティーがない。「ワインをちょうだい」って言って「もちろん」って返事をするというようなシーンで、翻訳小説を読んでいるようななじみのなさがずっとつきまとう。突然、堰をきったように300文字くらい続く文章とか…。
 途中で読むのをやめるなんてめったにない私ですが、ゴメンナサイ。