初ライブハウス、デビュー

 先日の長谷川きよしさんとの感動の再会後、調べてみると「ライブスポットRAG」(京都・三条木屋町)でライブがあることがわかりました。1週間前にもかかわらず幸運にもチケットが取れ、昨夜ムッシュと初めてライブハウスなるところで、ワインを飲みながら大人の夜を堪能してきました。
 歌のうまさ、ギターのうまさは、とにかく圧巻のひとこと。パーカッションの人とのセッションだったのですが、ギター1本でも十分聞き応えがあります。
 声が、これまた大好きな布施明さんに似ているところがあり、鼻にかかった低音、歌い上げる高音部など、なんともセクシー。
 金子由香利さんで慣れ親しんだシャンソンや、ラテン、そしてもちろん「別れのサンバ」「灰色の瞳」「黒の舟歌」を2時間にわたり、歌ってくださいました。
 70人ほどのこじんまりした場で、もちろんスタンディングもなく、純粋に歌に酔いしれることができるライブハウス。これからもスケジュールをチェックしなくては。

 さすがに「興奮冷めやらず」で、昨夜はなかなか眠りにつけませんでした。

(余談)調べてみると、初期の頃の「灰色の瞳」を、息子が崇拝してやまない椎名林檎さんが最近カバーしていることがわかり、まず、その偶然にびっくり。
 昨夜のライブでも彼女のことに触れられ、彼女の最近の曲である「化粧直し」も歌ってくださいました。早速、帰宅後、息子のCDをチェック。
 親子ではまっているアーティストがこんな風につながっているという、この奇遇にただただ驚くばかり。不思議な縁を感じました。