雑誌「marisol」

kawak2007-03-11

 今月は、女性誌の創刊が相次いでいますが、その中で「40代の働く女性」をターゲットにした「marisol」を楽しみにしていました。数年前に創刊された「story」をほとんど毎月のように買っていましたが、最近は友達とランチへ行くときの服とか、夜遊び再開のときの服とか、ちょっとそういう企画が続いているのでなんとなく違ってきたかな・・・と感じていたところだったので。
 仕事の帰路に買おうと本屋さんに寄ったのですが、そのあまりの重さに断念。この週末に、やっと買えました。
 重さを量ったら2キロありました。銀座とシブヤ西武と紹介した別冊(関西人には不要)と、チープなアンクレットの付録付き。

 その感想。正直、がっかりでした。単なる服、宝石、化粧品のブランド物をカタログのように紹介しただけ。しっかりポーズをとったモデルさんの写真が1ページに1枚という構成が目立ちます。
 特別に「働く40代」というこだわりが見られるわけでもなく、編集者からの強いメッセージが伝わってきません。イメージモデルが川原亜矢子さんっていうのもそのコンセプトに対して弱い。たしかに最近彼女は多方面で活躍されていますが、やはり「比類まれなスタイルを持った長身のモデルさん」というイメージであって、「働く女性」ではない気がします。
 一方「story」は、黒田知永子さんという「こうなりたい」と思えるような読者の等身大に近いモデルさんを起用し、「世の中の40代の女性をもっと美しくするために」というはっきりしたコンセプトのためにいろんな企画のページがあります。おしゃれだけではなく、生き方、病気、パートナーなどに対する企画も多く、40代の女性を全面的に応援している姿勢が見られます。同世代の女性のいろんなファッションを紹介することで、これなら私にも取り入れられそうと思わせるものが多い気がします。
 (最近は、「それ、どこで買ったの?」と聞かれることを最大の賛辞としているようなコピーがやたら鼻につきますが)

 というわけで、重たい目をして買って帰った雑誌、今月限りになりそうです。