「オーシャンズ13」

 私はなんと言っても、アンディ・ガルシア派ね!ジョージ・クルーニーもブラピもいいけど、色気、という点では、私の中ではダントツ。
 ジョージ・クルーニーご本人がインタビューでもおっしゃっているように、やはり「12」は、失敗作だと言われてもしょうがなかったと思います。この「13」では、「11」のときの綿密な下準備のおもしろさと、くすっと笑えるエスプリがしっかり戻ってきています。ベースの音もいい感じ。「あの人、かわいそすぎる」の懸案も、最後にすべて解決され、心置きなく。誰も殺すことなく、最先端の技術の粋を駆使してお金だけを奪っていく、というのは往年の「スパイ大作戦」に通じるものがあります(古くてわかってもらえない?)
 飲み物の注文をするシーンで「senncha(煎茶)かgennmaicha(玄米茶)」と言っていたのが、印象的でした。「とうふ」や「しょうゆ」のように、アメリカでは市民権を得ている単語なのでしょうか。
 そして「会えたら、またな」と訳してあった「ナンチャラ、カンチャラ See you」は、なんて言っていたのかな。ご存知の方、ご教授くださいませ。