ぽつんとひとり

仕事帰りにスーパーに寄り、重い荷物を持ちながら家にたどり着く。
 息子から電話。「お夕飯、友だちと食べて帰るわ」…。「夕飯がいらん時は、早目に電話するという家族協定だったやんか!」と言いたいところをぐっと我慢(もちろん、帰宅後にはビッチリ言いますよ!)。
 娘は、昨日のうちから「文化祭の打ち上げするからお夕飯はいらない」と言っていた。ムッシュは、仕事の関係で遅くなると言っていた。
 というわけで、いつものようにせかされながら急いでお夕飯を作る必要もなく、ぽつんと空いた時間。一人でMステ観てもつまんないし、なんとなくパソコンの電源を入れて、こんなことをしている。
 遠くない将来、「こんな日々が確実にやってくるんだよな」となんとなく人恋しい秋の夕暮れ。