2度目の宝塚観劇

 またまた、行ってきました。
 今回は、トップのお二人の「退団」が絡んだ最後のステージということで、演目もそれを意識したものです。音楽をとおして生きる力をもらうという「マイ ディア ニューオリンズ」と「またね!」という意味の「ア ビアント」のレビュー。
 私は、まだまた初心者ですから特別な感慨はありませんが、チケットを取ってくれた職場の友人は、もうすでにこの公演を6回も観ているとのこと。「お茶会」(スターとファンとの集いのようなもの?)にも行くって言っていました。
 幕間のときに、後ろの方から「このあと、涙で見えなくなるかもしれない」の声が…。確かに終了後は、ハンカチで涙を押さえている人が多数。娘も、ストーリーやこの声に感激して号泣していましたから、連れてきた甲斐がありました。

 あのきらびやかなスパンコール、しなやかな羽の動き、ミラーボールの光…。顔を最後まで美しく見せるスポットライトの絶妙な消え方、フロックコートの麗人たちの群舞…。しばし現実を忘れるひとときでした。

 幕が降りたら、すぐみんな席を立って帰っていく、というのが前回もそうだったけど、私には意外に思えました。もう少し余韻に浸りたいんですが…。それとも、出待ちをするためにいい場所を確保したいから、そんなに急ぐの?