クロマティック・ハーモニカ

 習い始めて4年目になる友人の発表会を宇治で見てきた。
 ジャズ「ブラジル」をアドリブも交えながら、軽やかに演奏していた。この年数で、こんな風に演奏できるようになるんだと感心。完成度も高く、素人耳には事前に借りていたプロの演奏と、何の変わりもないほど。大学時代には落研で三味線を鳴らしていた姿からは想像もできない。
 離婚して7年。そして、今はそのハーモニカの先生ととも新しい人生を歩みかけている。
 二人に幸あれ、と願いながら帰路についた。