The song of soul「スカボロフェア」
たまたまお風呂上りにつけたTVでサイモンとガーファンクルの曲が流れてきたので、ずっと視聴。
先日、京セラドームであったライブに友人が行ってきたのを聞いていたので、懐かしさがこみ上げていたところだった。
番組は、S&Gの懐かしい映像も織り交ぜながら、「スカボロ…」のルーツをたどっていく構成。
この曲は、イギリスのバラッド、つまり昔からの伝承曲らしい。馴染みの「♪パセリ セージ ローズマリー タイム」は、それぞれのハーブが持つ意味を象徴したもので、いわばおまじないのようなものらしい。「スカボロ市場へ行ったら、パセリ…を忘れずに買ってきてほしい」なんて、英語を習いたての頃に読んだ訳詩をそのまま信じつづけていただなんて!
曲の途中からハーモニーが重なる、いわばこの曲の聞かせどころの部分は、ポールがデビュー当時に出した詞をアレンジしたもので、ベトナム戦争をイメージさせる反戦の意味が込められたものらしいことも、はじめて知った。
中高校生の頃、延々とレコードで聴き続けてきたラインナップ。流れてくるどの曲も、今でも簡単に口づさめる。
仕事の忙しさ&この京都独特の湿気攻勢&プライベートで、少々参っている日々。先日は、夕飯を作り終わったところでエネルギーが切れ、ご飯を食べている最中に30分も寝てしまった(なんとお行儀の悪い!なんておっしゃらないで)。彼らのハーモニーでしばしの厭世。