エッセー

グダグダの種

グダグダの種

 阿川佐和子さん。アラフィフの私などからみると、その魅力がとても具体的にわが身に迫ってくる。
 某週刊誌では、さまざまなジャンルの人に的確な質問。相当、下準備をしないとあんな「返し」はできないはず。頭いい人だよなあ。
 某テレビ番組では、海千山千の政治家のおじさまたちをうまく操縦し、マドンナのような存在。
 アップになれば年齢相応のしわは当然目立つものの、とてもチャーミングでおしゃれ。その明るい笑顔がとても素敵。

 というわけで選んだこの本。和田誠さんの表紙もぴったり。
 夏の朝、いつもより早く目が覚めた時、起きるにはまだ早いし…という時間帯にまさに「グダグダ」しながらお布団の中で読むにはぴったりの気軽なエッセーです。