これは、あかんわ!

 近年まれにみる「ひどい本」だったので、タイトルも著者名も書かないことにします。
 ストーリー展開も唐突、状況説明もなし、ラストの着陸も定番。やたら不要に濡れ場表現が長い。男女関係のことを「性愛」「メイクラブ」なんて表現している時点で、気恥ずかしくって背中がムズムズ…。
 ある月刊誌に連載されていたものらしいけど、この雑誌を読む読者層ならこんな事件を盛り込んだら売れる、という設定が見え見え。

 30ページほど読んだ時点で、これらのことに気付いたけど、どこまでこのひどさが続いていくんだという客観的な興味で読み終えました。

 口直し、したい。