悪人

 昨秋の公開時には、見に行くタイミングをはずしてしまい、DVDを待つしかないかと思っていた。
 本を読んでいたら、やっぱり映像でも見たいという気持ちがふつふつと…。無理を承知でケータイで検索してみると、上映中の館が見つかった!それも25日まで。
 スケジュール的に今日しかないので、下巻途中から一気に本を読み終えて、映画館へ駆け込みました。
 我ながらこのフットワークの軽さに感動。

 いたるところで評価は取り上げられているから、いまさら…という感じだけど。
 本は本のよさがあり。映画は音楽、映像、俳優さんの力が融合してまた別のよさ。
 本と映画をほぼ同時に終えるという経験をし、今深い余韻の中に漂っている私です。

 あの主人公の最後の行動をどう理解するか。