京都迎賓館 参観

 BS放送で何度か紹介番組が放映されたこともあり、今年は抽選倍率がかなり高かったようです。前々からずっと行きたかった願いがかないました。


 参加証と身分証明書の提示とともに、手荷物検査、金属探知機でのチェック。手荷物はすべてロッカーに入れ、手に持てるのはパンフレットと各自1台のスマホかカメラのみ。
 カーペットの上以外歩くことはできず、写真撮影もかなりの場所で制限があり、もちろんフラッシュ厳禁です。
 ボランティアの方の数もかなりで、その監視は徹底していました。


 日本の工芸・芸術の粋を集めた迎賓館。とにかくその美しさと細やかさにため息と驚きの連続でした。
 BSで放映されている「百年名家」を毎週末見ているせいか、材木、障子の桟、釘隠しなどついつい細かいところまで目がいってしまいます。その細部にまで手を抜かないプロの技に感銘です。



晩餐会が催されるいちばん大きな藤の間。





和の晩餐室、桐の間。全長12メートルの漆の一枚仕上げの座卓がまぶしい。



庭園。廊橋の上からは写真撮影禁止なので、建物内部から。





和舟。番組の中で、アフリカの大使たちの舟遊びの様子が紹介されてましたね。




舞台扉に施された人間国宝の江里佐代子氏の截金。







なかなか貴重な体験でした。
日本人に生まれてよかった、京都に住んでいてよかった、を実感した1日でした。