秋田・岩手・青森方面へ

 関西が台風に直撃されているまさにど真ん中に、東北方面へ出かけてきました。飛行機は15分遅延で秋田空港へ。この時点で前線がしっかり居座っており、天気は期待できない旅行になりそうな予感。

●1日目
角館の武家屋敷街。 名物の稲庭うどんでお昼。小雨。





小岩井牧場へ。

●2日目
 今回の旅行のメイン、奥入瀬渓流へ。トレッキングを楽しみにしていたのに、土砂降り。雨、雨、雨。
 ビニールコートを買って、30分ほど渓流沿いに歩いたものの、足元ぐちゃぐちゃ。おまけに緊急地震速報まで届くし(車で移動中だったので、揺れは感じなかったものの)、はぁ〜、なんていう旅!


濁流でしたが、緑の木々とのコントラストはやはり美しい。


●3日目
 田んぼアートを見に、田舎館村へ。

 9種類(?)の稲で色分けされて描かれています。
高さも少しずつ違っていて、風になびいて美しい。
 市役所のビル3階に上がって眺めます。遠くに岩木山


 盛美館へ。昔の偉い方(!)のお屋敷。「借りぐらしのアリエッティ」のイメージを作ったと言われている建物です。


 この辺りでは、雨も止んでまぶしいほど。だんだんテンションも上がってきます。移動中に「嶽きみ」といわれるトウモロコシを買って食べます。ゆでている匂いからして甘い!



 白神山地へ向かいます。また、雨、雨、雨。
 ビジターセンターで、大き目の傘と長靴を借りて、雨の中、1時間ほど歩きました。もう少し時間をかけてたっぷり歩きたかった。ここでもビニールコート、大活躍。

●4日目
 三内丸山遺跡へ。
 あれだけのりっぱな施設や体験が無料。夏休みの宿題を兼ねた子供たちでにぎわっていました。

 青森県立美術館へ。

 縦・横・45℃の線で構成されたフォントが美しい。


 弘前出身の奈良美智さんの作品「あおもり犬」。これは中に入らなくても外からでも触れることができます。対比するものがないのでわかりづらいですが、高さ8.5mの犬です。

 棟方志功記念館に行くか、ここの常設展で彼の作品を見るかに迷っているうちに、中途半端に時間切れでそれが心残りでした。


 完ぺきに晴れたのは、最後の1日だけ、という最悪の天候でしたが、来春に社会人となる娘との3人旅行は、これが最後かもと思うと感慨深いものがありました。