男の子にとって、夢の共演
電車を待つホームから、土地の造成作業現場が見える。最近は、ダンプカー、パワーショベル、ブルドーザーの3台が集結して大々的な工事を行っている。ホームに並びながら、私たち乗客は見るともなしに見ている。
そこへママに連れられた3歳くらいの男の子がやってきた。
もう、彼にとっては3台同時に動いている作業車が見られるまさにパラダイス! 目は、キラッキラ。自分の中にある数少ない語彙を総動員して、身振りをつけながらその様子をママに興奮気味に伝えている。
思わず私もママに話しかけてしまった。「男の子にとっては、めったにない光景ですものね」
そして息子にもLineでその様子を伝えてしまった。「『はたらくくるま』のビデオ、擦り切れそうになるほど見てたもんね」
あんなに輝いていた目。朝から力をもらえました。