マダムの年齢になると、お顔のトラブルを何とかしようとのあがきから、どんどんコスメ用品が増えていく、そして必然的にお化粧の時間が長くなる・・・。

アイライナー

 雑誌でいつも人気ランキング上位に上がるインウイ(資生堂)のリキッドアイライナーは、とてもきれいに線が描けるし、筆も割れなくて、何度かリピートしました。でも、悲しいことに、やはり目の周りがやせて小じわが現れだすと、ラインがガタガタになってしまい、シャープな線が引けなくなりました。
 ペンシルタイプのアイライナーは、どうしても硬いものが多く、目の周りを傷めそうだし、やわらかいものは、線がにじみやすい。
 先日買ったのは、Stilaの「スマッジ ポット ジェル アイライナー」(2800円)という筆にとってつけるクリームタイプのもの。にじまないし引きやすいし、満足の一品です。ちなみに知的な印象に仕上がる「ネイビー」を選びました。

コンシーラー

 年々増えていく、しみ・そばかす・・・。1個1個全部は消していけませんが、とりあえず目立つものを塗りつぶしていく。Covermarkのスティックタイプの部分ファンデーション(3000円)が硬すぎず、やわらかすぎず、カバー力もあります。あの君島十和子さんも愛用とか。

下地

 目の下のクマは、疲れなのか万年化したものか。これも一気に印象を下げるので対策が必要。Chanelのブラン ルミエール(5400円)は、しっかり顔色を補正してくれるし、SPF30というのも心強いです。目の下あたりに広げて使っています。

リップ

 下がってくる口角をはっきりするためのリップライナー、唇の縦しわを目立たなくするためにグロス(「色っぽく」というのが目的ではないところが若い人たちとちがう)も、欠かせません。
 顔の印象を決める部分だし、流行がはっきりわかる部分なので、色を選ぶときには迷います。子供たちも「絶対あの人みたいなお化粧はしないで!」といちばんだめだしをする部分です。


 そんなわけで、手順がどんどん増えて時間もお金もかかる。出勤前の時間が無いときは、仮面のようにぺたっと貼れたらいいのに、と思うこともあります。
 でも、気持ちがパシッと切り替わるから、お化粧大好き。新しい色が出たらデパートでいっぱい試したくなります。やっぱり「女」は楽しいヨ。