おけいこごと

 娘の中学では10月に文化祭があり、クラス合唱をするらしい。その曲や各担当者を決める時期らしく、先日のホームルームで「ピアノを習っている(習っていた)人」を聞かれたらしい。
 男子17名、女子16名のうち、男子は、4、5名、女子は、10数名習っていたらしい。でも、今現在続けているのは、なんと娘1人!その他は、ほとんどが中学に入学するのをきっかけに、またはそれ以前にやめてしまったらしい。クラブが忙しくなるから、塾が忙しくなるから・・・という理由で。
 「もったいない!みんな、高いピアノ、買ってもらっているだろうに・・・」は、私の弁。
うちも年中から習っているけど、最初は安い電子ピアノで始めて、本物の(?)ピアノを買ったのは、ほんの2年前。「いつ『やめる』と言い出すかわからないし」と決断ができなかったのです。
 そんなお金のことでしか判断しない私に娘は、ひとこと。
 「もったいない!やっとこれから好きな曲がなんでも弾けるのに・・・」
 手指も大きくなって、オクターブが届くようになると弾ける曲がうんと増える。楽譜も自由に読めたり、テクニックがあがってくると、自分の好きな曲の楽譜を買ってきて楽しめる・・・って。面白みの少ない単調な練習曲や、指の音階練習で終わってしまうのは、確かになんとももったいない。

 発表会の「花のワルツ」は、まだ前奏部分の練習で、なじみのあるパッセージにたどり着いていません。その合間に、大塚愛の「Smily」やNewsの「きらめきの彼方へ」(8×4パウダースプレーのCMソング)を楽しげに弾いています。
 
 結局、クラス合唱の伴奏もすることになったらしいし、ほんまに、だいじょうぶかいな。