祇園でランチ

kawak2005-07-11

 京都での仕事が午前中で終わったので、ちょっとリッチに祇園でランチとしゃれ込みました。流行の町家を改築したイタリアンレストラン「スコルピオーネ」。
 帰るときに写真を撮ろうと思っていたら、私たちがランチタイムの最後のお客だったようで、のれんがはずされてしまい、こんなぱっとしない写真しか撮れませんでした。
 表から見ると1階建てのように見えますが、中は坪庭のある広々とした2階建て。玄関先には、京町家独特の犬矢来*1
 内部は、テーブル席、個室、お座敷もあり、和空間ながらどこか洋館っぽい雰囲気。バーカウンター、ゆったりしたソファ席もあり、夜はお酒もいい雰囲気かも。
 ランチは、私たちがいただいた2700円のコースと3?00円のコースと2種類。
  ・アミューズ   テリーヌ風のパイ
  ・アンティパスト 3種盛り
  ・パスタORリゾット
    私たちは、カニモッツァレラチーズ、バジルのリングイネ
         やりイカのリゾット をそれぞれ注文
  ・本日の魚ORお肉
    私たちは、お魚(スズキと夏野菜)
  ・ドルチェ  3種盛り
  ・エスプレッソ

パンにつけるオリーブオイルが小皿に入れられて出てきたのですが、その中に岩塩はいらないなあ。
すだれから入り込むやわらかい光の中で、静かな午後のひとときを過ごしました。

 外に出れば、お座敷前の日本髪を結った浴衣姿の舞妓さん(芸奴さん?)が、顔見知りの人と談笑中。素顔がとってもきれい。
 そのあと、「なんちゃって舞妓」*2が二人。
 ご存じない方、くれぐれもだまされて記念写真なんて撮られませんように。本物の舞妓さんは、暑いからといって手でぱたぱたあおいだりしませんから。

*1:雨水の跳ね返りから壁を保護するために設けられた囲い。竹製で曲線を描いたデザインが主流

*2:観光客の人が舞妓さんの衣装を着てお化粧をして、町中で写真を撮ってもらう