息子の進路

 今日は、息子の「文系or理系コース選択」最終決定用紙の提出締切日。
将来就きたいと思う仕事がまだ具体的に決まっていない息子は、コース選択の段階で迷っています。昨夜は親子3人、いろいろ話しました。
 「したい仕事が見えてきたときに理系→文系の途中変更は簡単だから、選択肢を広げやすいほうを選んでおいたら?」といっても、理系コースの数学は半端じゃなく難しいから、そんな安易な決定はできないという。
 担任の先生によると、文系or理系の判断は、「物理」のセンスがあるかどうかを基準にするといい、と言われる。「それじゃ、文系ね」・・・と簡単にはいかない。
 就職のことや自分のいちばん興味深いと思う分野のこと、私たち親が持っている人生観とかいろいろ考え出すと、アドバイスは本当に難しい。
 どの分野の就職が有利とか、どの職業が安定しているとか、そんなこと何の判断基準にもならないこのご時世。最後は自分が面白いと思える分野かどうか、かな。

 思えば、自分の将来が何も見えてこないこの不安な日々、これが青春時代、いちばんつらいことだった気がする。