ピアノの発表会

 娘のピアノの発表会の曲が「やっと」決まりました。決定まで約1ヶ月…。優柔不断な娘の成長のために、今回は私は一切、決定に口出しをしないと心に決めていたので、こんなにかかってしまいました。「ショパンショパン」とリクエストをするムッシュに辟易している様子だったので、心から自分が弾きたいと思える曲に出会えるまで、待とうと思ったのです。少し口出しをしすぎたかなと今までの自分への反省を込めて。

 先生から推薦していただいた曲は、モーツァルト生誕250年を記念して「きらきら星変奏曲」「トルコ行進曲」「ロンド」、ドビュッシーメンデルスゾーンなどなど。
 さすがに「きらきら星」は、変奏曲なので延々とあのフレーズが繰り返され、これを11月まで聞かされるのはちょっと…と思っていたら、息子が「つまらん。それは普段のエチュードとして弾け」っと言ってくれたので、ほっ。
 「トルコ行進曲」もあまりに有名すぎるかなと思ったけど、最後のフレーズが気に入っている様子が見えたので「あなたの好きにしなさい」を通しました。
 「ロンド」かメンデルスゾーンの無言歌集「狩りの歌」か、パソコンでMIDファイルをさんざん聞き込み、悩みに悩み後者に決めました。1曲だけでは少し短めなので、同じく無言歌集から、曲想が異なる「ベニスのゴンドラの歌」と2曲することになりました。

 昨日OKをもらった「さくら 変奏曲」も壮大で難しい曲でした。昨夜、レッスンから帰ってきたら妙にハイテンション。グランドピアノでああいう壮大な曲を弾くと、本当に気持ちいいようです。達成感、ランニング・ハイの状態、エクスタシー…。こういう楽しみを見つけてくれた様子は、親冥利につきる瞬間です。

 難しい曲であるのは承知の上で選択した曲。きっと大きく成長できると思います。


「狩りの歌」http://www7.ocn.ne.jp/~opqpen/midi-opqpen.html
「ベニスのゴンドラの歌」http://www1.vis.ne.jp/~machikado/framepage1.htm