母の初めてのケータイ

 今年79歳になる母が、初めてのケータイを購入しました。遠くに住む自分の妹とメールをしようと約束したそうな。
 なにせパソコンはおろか、最近になってやっと銀行のキャッシュカードが使えるようになったというほどの、典型的な機械苦手老人。「決定」や「クリア」の意味から説明をしていかなくてはなりません。
 近所に住む20歳の孫が付っきりでまさに手取り足取り(足は取らんか)教えてくれています。といっても孫も忙しく、教えてもらえるのは1週間に一度なので次の「教習日」には、忘れてしまっていることも多いはず。まだまだ道のりは長そう。
 かかってきた電話に出る、電話をかけるまではマスターしたようです。メールもアドレスの設定が終わったようなので、ここ連日、私から一方的にメールを送り続けています。写真を添付したり、顔文字や絵文字満載にしておけば、楽しさが分かってくれるはず。メールを開くだけでもひと苦労だろうケド、とにかく触る機会を作ってあげなくては、娘心を出しています。
 ひらがなだけの初メールが届くのが今から楽しみ!がんばれ、ばあちゃん!