「イルマーレ」

 たまたま仕事が休みだったのと、映画のレディスデーが重なったので、なんの予備知識もなしにキアヌ様を拝顔しに映画館へ。
 「イルマーレ」って予約の取りにくいレストランの名前なんだけど、特別にこのレストランがストリーに重要な役目を果たしているわけでもなく、「なんでこのタイトル?」と違和感。原題の「The lake house」のほうがよっぽどぴったりしていると思うんだけど?
 2004年を生きる彼と2006年を生きる彼女のすれ違いのラブストーリーですが、最後どうランディングするかなと思ったけど、なんかすっきりしない終わり方。ラストがお決まりのロングキスシーンというのも安直・・・。
 私は、サンドラ・ブロックよりも上司の女性医師の低音の「マダム・ボイス」にやられてしまいました。表情も大人の女そのもので色っぽい。
 私の映画の楽しみ方は、ストーリーそのものより、街、俳優さんの服装、表情、エスプリなどを見ること。舞台のシカゴの街はとても綺麗で、落ち着いた英語の会話音も耳に心地よく、ゆっくり堪能できました。
 観客の半分以上が、一人で来ている女性ばかりというのがうれしい。