「きみが最後に出会ったひとは なぎさの媚薬」重松清

きみが最後に出会ったひとは なぎさの媚薬 4

　「流星ワゴン」と設定がほとんど同じです。過去に戻って、言い残したことややり直したいことをかなえることができる、ただし、史実は変更できない。そこまで似た作品を書く意味は？
　　後付けの「『週刊ポスト』に連載されたものに加筆改稿した」という部分を読んで納得。随所にポルノ小説まがいの描写が出てきます。「週刊ポスト」といえばサラリーマン御用達、新幹線出張必携の週刊誌。そりゃ、毎週読んでもらうためには、殿方を引き付ける描写が頻繁になくっちゃね。（通勤の満員電車内では、読めません）

設定がよく似た作品の分類：
　　　　「エイジ」＆「きよしこ」　　「カシオペアの丘で」＆「その日のまえに」