NHK教育「トップランナー」森見登美彦氏

 写真ではお顔を拝見したことがありましたが、動く映像でお会いしたことがなかったので、ブログでTV出演の予定を知りこの日を楽しみにしておりました。(森見氏もhatenaの住人)
 作品やその略歴(京大農学部院修了)から想像するに、もっと硬い難しいタイプの人かと思っていたのですが、口調もとてもおだやかでゆったりとした文学青年、という印象でした。 大学では「竹」の研究をしていたとか、ライフル射撃クラブに所属していて、その部室の落書きノートに書いていた文章が元になって、現在の作風があるとのこと。
 現在も公務員のお仕事をしておられると聞いて、びっくり!睡眠時間は必ず6時間確保するので、仕事以外の時間はすべて執筆しているとおっしゃっていました。3年間に6冊の本を上梓しておられるのですが、いったいどこにそのパワーが…。
 京都をうろうろして、想像力をかきたてられるのものをさがしている、とおっしゃっていましたが、ほんと、どこかで偶然すれ違えそうなそんな気になります。

 司会進行のお二人に、ぎこちなさが目につきます(それがこの番組の味、といえばそれまでですが)。もうすこし、心のこもった質問をしてほしかった。あれじゃ「尋問」ですよ。