声は変装できない

 私が週に一度出向く仕事先に、FM京都(αステーション)で毎朝7時からDJをしておられるS氏(低音ボイスが魅力的な)も来られているのは知っていました。いつかお会いできないかなあと思いながらも、全くお見かけすることができなかったのですが、先日初めて1メートル隣に座っておられるのに気がつきました。
 仕事のスタッフと雑談をされているところだったのですが、その声の小さいこと小さいこと。ほとんどコショコショ話にしか聞こえないほど、小さい声で話されていました。
 そりゃ、当然ですよね。あの魅力的なたぐいまれな低音で普通に会話しておられてたら、ラジオを聞いたことがある人ならすぐに「Sさんだ!」ってわかってしまいますものね。小さい声で日常会話をされるのは習い性になっておられるだと思います。
 以前、あのデーモン小暮氏が「サングラスや帽子で姿の変装はできても、喋り方ですぐに『ひょっとして、閣下?』とわかってしまう」っておっしゃっていましたが、確かに声は変装できませんものね。

 それにしても、生でお聞きする声もとてもとても魅力的でした。