恋バナ

娘「(あこがれの人のことを)あれこれモーソーしたり、あそこがかっこいいねんって友達とワイワイしゃべったりしているうちが、いちばん楽しいかもしれんな。実際に付き合いだしたら、いろんな現実的なことが見えてきたり、気ぃつかったりして、しんどいだけかも…」
私「お母さんからしてみれば、そんな風に人を好きになってドキドキしたり、これから恋愛がいっぱいできるって、それだけで素晴らしいことに思えるよ。お母さんには、これからそういうドキドキはもう訪れることはないんやもん…」
娘「でも、おかあさんは大好きな人といつもいっしょにいられるやん…」



 ものすごくまじめな口調でそんなことを言うんで、びっくりしてしまった。
そうね、大好きな人と一緒にいられる…。そういう感覚、しばらく忘れていたような気がする。