芥川賞「終の住処」


 真剣に悩んでいます。私は、読む力がないのか。
 読めない。 
 掲載されている「文芸春秋」を購入。延々と段落の区切りのないまま文章が続きます。内容が変わっても段が変わることなく、延々と続きます。余白一切なし。主人公の心のままに…といったら、そうなのかもしれませんが。
 書店で見た単行本は1段ではありましたが、当然、改行のタイミングは同じ。
 掲載されている選考委員の書評を読んでも、いろんな人のブログを読ませていただいても、この書き方を非難しておられる人は誰もいない。
 私だけ?? 頑張って読もうと再チャレンジしてみたけど、2ページも読んでいると、しんど〜くなって息が切れてくる。

 作品名は忘れたけど、以前も句点のない文章が延々と続く作品がなんかの賞を取っていたけど、こういうのって、最近は「アリ」なん?

 自分の無能さを露呈するようで恥ずかしいのですが、読めませんでした。