ほれぼれ

白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人

　後ろの方から横書きで「白洲次郎　プリンシプルのある人生」が始まり、前の方から縦書きで「白洲正子　美の世界」が始まる。
　さまざまな関連写真とともに、いろんなエピソードが紹介されている。
　あの時代にベントレーやポルシェを乗り回していたのもすごいけど、クロコダイル製のエルメスのアタッシュケースを始めさまざまなセンスのいい愛用品をみていると、ぜひその端正なお姿を拝見したかったと切に思う。１８０センチ超の日本人離れした体型、英語力、生き方…ほれぼれ。

　「葬式無用　戒名不用」の遺言書。まさにうちのムッシュがいつも言っていることば。