なかなか進まなかった

死にゆく者の礼儀

死にゆく者の礼儀

 親の老いと死を見届けた筆者の経験が、「お涙ちょうだい的」ではなく書かれている。
 年齢的に筆者と近いこともあり、今の自分の境遇と共通することもを多く、いろいろ心の準備ができた。でもやはり重い内容でもあり、読み進めるスピードがいつになくゆっくりだった。

冷静に分析してズバッと言い渡す彼女の文体、好きです。