少年マガジン「さよなら絶望先生」久米田康治

 息子は毎水曜日にコンビニで少年漫画を立ち読みして帰ってくる習慣です。先日、たまたま珍しく購入して帰ってきた漫画本を開き「これ、読んでみて」と差し出してくれました。
 息子の部屋の本棚に1巻から26巻まで並んでいる「かってに改蔵」と同じ作者の作品。一話完結型で、とにかく強烈な揶揄とシュールな目線、分かる人にしか笑えないというマニアックさが大好きで、私も時々棚から拝借して読ませてもらっています。
 たとえば「トリセツ(取り扱い説明書)」の回。
マイケル・ジャクソン
   乱暴に扱うと、鼻が取れることがあります。
   お子様を近づけないでください。    

 この「さよなら絶望先生」も、タイトルは違うにしろ、路線は同じ。今回の「テクノストレス」の回では、
●TVのリモコンを捜して部屋をうろうろし、結局TVのスイッチを入れに行く以上の距離を歩いてしまう。
●パソコンの修理を依頼しにお店に行ったら、まずWebで予約をしてくれといわれて、入りたくもないネットカフェに入り予約をした。

という身に覚えのある内容が紹介されていきます。なあ〜んも考えたくないときには、ぴったりのシリーズです。
 ちなみに「絶望」とは「いとしき のぞみ」(糸・色・望)という名前らしいです。